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2012年 08月 27日
篠田屋
京都の京阪三条駅前の大通りに面する食堂。
周辺はどんどん変化していってるのに、ここだけ時代に取り残された何ともいえない雰囲気。
このお店の前は、府道37号線で、車の往来はかなりあります。
その道路を隔てた向こうには京阪三条の駅がドーン構えているロケーションです。
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店構えはこんな感じで、一見して常連客と分かる人達がひっきりなしに出入りしています。
その証拠に、皆さん席に座って5秒もかからず注文してはりました(笑)





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店内は昭和時代から時間が止まったまま・・・
床はタイル張り、テーブルや椅子はまさに骨董品の風格・・・
壁に貼られている短冊のメニューや、壁もいい感じです。
平成の空気など微塵も感じません(笑)
こういう空間ええですねぇ。。。


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どこをとっても風格を感じる店内・・・
お品書きに目をやると、どのメニューもワンコイン前後と非常にリーズナブル。
京都のど真ん中で、この価格は非常にありがたいですね。


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名物の「皿盛」を注文。
かつカレーに見えますが、かつカレーではありません。(かつカレーは別にメニューにあります 笑)
元々は、隣接する京阪電鉄の或る駅員さんの要望で、カツライスの上にカレーうどん用の和風カレーをかけて供されたのが始まりだそう。
最初はどんぶりスタイルだったみたいだけど、「皿に盛ってや」の一言で、皿盛というメニュー名になったとか。
和風カレーは片栗粉で適度なとろみがつけられており、トッピングのカツも程よい薄さで脂っぽさが全く無く、見た目以上にいくらでも食べられます。

恐らくここだけでしか食べられない「皿盛」・・・
昭和が色濃く残る篠田屋の存在と相まって、京都観光で外せない場所だと思いました。
京都価格で飲食するなんて馬鹿らしいし・・・。

by snrh | 2012-08-27 22:05 | 食べ歩き


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